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2018/03/30 更新

データ放送コンテンツ制作 「センバツ高校野球」

テレビのリモコン「dボタン」を押すことで、最新の「ニュース」「天気」や番組に関連した情報などが見られるデータ放送。センバツ高校野球のデータ放送コンテンツを制作する業務を紹介します。

<打合せ>
・センバツ高校野球のデータ放送では「トーナメント」「出場校の紹介」などの事前コンテンツや「試合経過」「試合結果」などの期間中コンテンツにより、様々な情報を提供します。
・今回から変更になる試合のルールやそれに合わせた画面表示方法など制作するデータ放送コンテンツについて議論を重ねながら検討や調整を進めていきます
<コンテンツ制作>
・打ち合わせの検討結果を踏まえて、データ提供会社から送られてくるセンバツ高校野球に関する情報をデータ放送コンテンツとして、分かりやすくかつ自動的に放送画面に反映させる仕組みを構築します。
・過去の試合結果など更に詳しい情報を提供するDOL(※1)コンテンツも制作します。
(※1)DOL:データオンライン・・・インターネットに接続して利用するデータ放送サービス

(放送よりも詳細な情報が提供できる)

<画面確認テスト>
・テスト環境でテレビに表示させて画面の構成やデザインをディレクターと一緒に確認します。
・小さな改善や不具合についてはその場で反映や修正し画面で再度確認します。
・次のシナリオテストまで確認項目のプログラムの改善・修正が続けられます。。
<シナリオテスト>
・仮の試合進行に合わせて画面にデータが正しく反映されるかディレクターと一緒に確認します。
・この場で指摘された改善事項や確認された不具合について、再度プログラムの修正を行います。

・この後、番組送出システムに適合するかフォーマットのチェックを行い、最終版をデータ放送プロデューサー(最終責任者)と一緒にチェックしプログラムの完成となります。

<登録>
・プログラムの最終完成版をNHKの番組送出責任者立ち合いのもと放送送出システムに登録し、設定した期日からデータ放送コンテンツが送出されます。

・センバツ高校野球大会が始まる前に放送する「事前コンテンツ」や大会期間中に放送する「期間中コンテンツ」それぞれについて、放送(オンエア)画面で、作成したデータ放送が正しく放送されているか随時監視・動作確認を行います。