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2014/11/28 更新

運行・送出<ラジオセンター業務> ラジオ第1放送“すっぴん!”生放送

1年365日、1日24時間休まず放送を続けるラジオ第1放送は毎日ほとんどの時間が、このラジオセンターのスタジオから生放送され、技術要員も24時間体制で対応しています。今回は午前8時からの生放送番組の送出業務を紹介します。

<業務引継> 編成情報、番組関連情報、設備情報など、前日から夜間にかけて発生した案件の情報を宿泊勤務者から引き継ぐ。着実な引継こそ24時間安定した放送を出し続けるための基本中の基本。

<事前準備> 本番前のシステムチェック。この日はゲストの弾き語り生演奏の予定。生放送中にセッティングすることはできないため、事前にマイクをセッティングしシステムチェックを済ませる。

<技術打合せ&レベルチェック> 生放送全体の流れを演出担当者と確認。必要な段取りを頭に入れる。生放送直前にはスタジオと送出TOC(マスターコントロール)の間の音声回線に問題がないかスタジオからテスト信号を送出し音声レベルを確認する。これで生放送の準備が整う。

<生放送スタート> いよいよ放送開始。午前8時の時報に続き、生放送“すっぴん!”がスタート。オープニングテーマが鳴り、キャスター、ゲストの元気のよい声が副調整室に響く。

<リハーサル> 生放送の途中でゲストが到着。送出はバックアップ要員に一時任せ、隣のスタジオで、本番と同じマイク、条件でリハーサルを行う。各マイクの音質やエコー量などを調整して“音作り”。生演奏を送出する本番スタジオの音声卓で同じ“音”を再現するため、データをメモ書き。

<直前のセッティング> リハーサルのデータを本番の音声卓に設定。CD再生中にスタジオに入り、マイクをセッティング。生演奏の最終準備を行う。

<いざ生演奏!> ゲストがスタジオに入り生演奏本番。リハーサルの“音”が再現できるか、緊張の一瞬。歌声の“はり”と“艶”、ギターの音色を自分の耳で確かめながらミキシング。果たしてイメージ通りの仕上がりとなったか!?