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放送事業者・配信事業者様向けソリューション

槍ヶ岳4Kカメラ伝送設備

標高3,050メートル、氷点下30度、風速30メートルを超える厳しい気象環境下の槍ヶ岳山荘に伝送システムを構築いたしました。数年間様々な実験を繰り返したのち、高精細4Kカメラと環境にやさしい太陽電池・燃料電池によるハイブリット発電装置を選定、2020年10月に設置・本格運用を開始いたしました。

4KPTZ型ネットワークカメラAXIS(スウェーデン)製

4Kネットワークカメラは、氷点下50℃、耐風速64m/秒、耐衝撃性IP66、360度エンドレス旋回、俯角∔20度~―90度、旋回速度0.1度~700度/秒、12倍ズームレンズ、メンテナンスフリーなど過酷な環境下での使用に合致しています。

松本ケーブルテレビジョン本社に伝送された槍ヶ岳4Kカメラ映像

5GHz帯FWA、燃料電池

放送局にはFPU免許が与えられていますが、ケーブル局は免許が与えられていないことから、5GHz帯FWAを使用しました。34kmの長距離、40Mbps相当のスループットが必要なことから2×2MIMO、40MHz帯域が可能な無線機を使用しました。山荘まで商用電源が引かれていないことから、環境に優しい太陽光発電と燃料電池とのハイブリッド発電装置を選定しました。

槍ヶ岳4Kカメラ伝送設備に関する資料はこちら(PDF)