Apple Vision
Proを活用した次世代のイマーシブ映像体験を紹介します。180度の広い視野角を持つ8K高精細3D映像と空間オーディオを組み合わせることで、従来にない没入感を実現します。
本展示では、これらの技術を用いて制作したイマーシブ映像コンテンツを体験いただけます。
立体映像やイマーシブ映像の技術進化は、放送・映像分野に新たな表現の可能性をもたらしています。私たちは、視聴者が「映像を見る」から「映像を体験する」へと進化する視聴環境の実現を目指し、研究と検証を進めてきました。従来の映像フォーマットにとらわれず、より自然で没入的な体験を提供することを目的に、本プロジェクトを立ち上げました。
本システムは、Blackmagic URSA Cine ImmersiveカメラとApple Vision Proを中心に構成されています。8K解像度で180度3D撮影で収録した映像は、DaVinci Resolveで編集、Apple Vision Pro上のアプリで高精細かつ立体的に再生可能です。撮影から編集、Swiftによるアプリ開発まで一貫したワークフローを構築し、安定した制作・再生環境を実現しています。
私たちは、長年にわたり3D立体映像やXR技術の研究・開発に取り組んできました。その成果を活かし、今回のイマーシブ映像制作においても高い品質と安定した制作体制を確立しています。
昨年度のInter BEEでは、「高精細空間ビデオ没入体験」として本技術を展示し、多くの来場者から関心と高い評価をいただきました。
今後は、イマーシブ映像制作のノウハウをさらに蓄積し、幅広い分野への応用を検討していきます。また、空間コンピューティング環境における新しい映像体験のあり方を探り、次世代のメディア視聴体験の実現を目指します。
会場では、イマーシブ映像再生アプリの開発と未来展望をテーマに、Apple Vision Proを活用したイマーシブ映像体験において、ユーザーがストレスなく深く没入できるためのUI/UX設計とは何か。 その工夫とアプローチについてご紹介します。ぜひ、展示ブースにお越しください。