ぼかしの対象は、顔やナンバープレート、それ以外にも看板や建物、製品など多岐に渡ります。また、最近では隠すのではなく、消したい！、編集の後処理用にキー信号が欲しい！・・・など要望もあります。本ソフトは、画面内で指定したオブジェクトや顔、背景、車のナンバー、画面内固定箇所に対応したぼかし機能に加え、消す機能も実装しました。簡単な操作とＡＩ任せの作業により、初心者でも10分程度の練習で習得できます。
ぼかし作業は1フレーム単位の作業で膨大な時間と手間がかる作業のため高い編集スキルが求められます。また、AIを活用したぼかしソフトではランニングコストも馬鹿になりません。このため、幅広いユーザー層に気兼ねなく使える製品を目指し着手しました。
多彩なAIモデルを1つのソフトにパッケージ化することで、顔をはじめナンバープレートや画面上指定した部分など、いろいろなケースで活用できます。また、ユーザーからの意見を取り入れ各種機能の強化も図っています。今後の展開としては各機能のブラシュアップと作業の効率化につながる機能の実装・実現を通し編集現場のサポートを行いたいと考えます。
各種AIの特徴を活用して、ぼかし作業を手軽に
放送局やケーブルテレビ局に370室以上に導入しました。
機能を充実させた汎用ソフトとして広く使ってもらえる製品となるよう取り組んでいきます。