必要な機能を備えつつ、機能追加、PC制御機能、IP対応、簡便なGUIを実現、従来と同等以上の機能をもつリニア編集システムのニーズに応えました。
ファイルベースによるノンリニア編集の制作環境下で、テープ編集ライクな操作を可能にする、放送事業者の皆様やポストプロダクションに関わる皆様向けのシンクロナイザー機能を持つリニアライク編集システムです。
ハードウェアの開発・製作(シンクロナイザー本体,コントローラ),ソフトウェア開発シンクロナイザー、編集コントローラの肝となる部分であるVTRコントロール部分をIPハードウェア機器に実装し、PCアプリケーションと連携しました。
マシンIDの取得とマシンパラメータのセット、各種編集コマンドの制御を完成させ、リニア編集の基本動作に合わせたアプリの画面UIのデザイン・編集ロジックの組立てを行い、基本的な編集動作に合わせた設計になっています。
従来のリニア編集にない部分であるノンリニア編集機との親和性があり、スタジオ収録時やMA作業時に欠かせないVTRコントロールに加え,VTRChase機能を備えています。
TCカルキュレート機能を用いた素早い編集動作、思い描いたタイムラインをダイレクトに表現できる編集UI、タリー動作やプリロールモーションに入った際のTime位置の表示についても使いやすくこだわりを持った設計になっており、編集オペレータの皆様からも高評価をいただいています。
オーディオアドバンス機能,DMC機能,ハイフレーム対応,GPIOへの対応他,サテライトリンクでのシンクロナイズを追加する等,ベースとなる編集機能を強化する追加機能の実装,製品のカタログ化を行います。