共同受信の故障診断では、原因を探すためONUの状態を確認する必要がありますが、作業場所が高所だったり収容箱に格納されている場合があり、確認に手間がかかり作業効率は悪くなります。
そこで、V-ONUの機能にある光出力の有無、通電の有無などの情報をネットワークに送り、スマホやPCで監視できる簡易ウォッチャを開発しました。
これにより故障修理の切り分けが容易となり、またインターネットがあれば遠隔監視も可能です。
現在、試作の簡易V-ONUウォッチャを共同受信施設に2台設置して監視中です。併せて使い勝手やコストを分析し、実用化を検討する予定です。
さらに省電力、長距離伝送網(LPWA)のサービスがなくても WiFi や Bluetooth により現地で確認できる機能も検討しています。