メインコンテンツにスキップ

NHKテクノロジーズ Media Engineering Site

『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』コンテンツ制作業務

概要

“アジア版グラミー賞を日本から―” をテーマに掲げた、「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」。
ロームシアター京都での第一回目の開催にあたり、NHKテクノロジーズ(NT)は「Premiere Ceremony」、「Grand Ceremony」のコンテンツ制作を担当。 クライアントの期待に応えるためにNT一丸となって真摯に取り組みました。

照明については、劇場空間をフルに活用したライティングプランで第一回目に相応しい会場の雰囲気を照明で演出し、ノミネートされた方々と来場者をお出迎え。
様々な種類のカメラ、演出プランに対し柔軟に対応出来る照明器具を選定しました。アーティストに寄り添った、繊細かつダイナミックな照明演出により、日本を代表するアーティストによる圧巻のパフォーマンスと、力強いメッセージを世界へ発信するCeremonyの制作に携わり、その一翼を担いました。

映像システムについては、「Grand Ceremony」において通常中継で使用するシステムカメラ・SONY HDC-5500×7台+HDC-3200×2台と、大判センサーのシネマカメラ・SONY BURANO×6台をミックスして制作を行いました。
演出サイドからシネマルックを求められ、二種類のカメラの親和性を高めるために、システムカメラはトーンや被写界深度の工夫で出来る限りシネマティックに、シネマカメラはカラーコレクションにオンセットグレーディングシステムを採り入れることで、魅力的な映像に仕上げました。
全体のルックとして目指したのは深い色合いとハイライトの美しい表現です。

また、弊社所有のカメラスタビライザー「ARRI TRINITY2」とステディカムにもBURANOを搭載し、ワイヤレスカメラとして運用しました。「TRINITY2」は主にパフォーマンスをステージ上で撮影し、ステディカムは主に客席内のMC部分を撮影しました。
さらに、これらのカメラについてはワイヤレスで明るさをコントロールする仕組みを独自に開発し、「TRINITY2」のダイナミックな映像表現で花を添えることが出来ました。“世にないものは自分たちで作る”開発部隊がいることもNTの強みでもあります。

生放送でシステムカメラとワイヤレス運用を含むシネマカメラを違和感なくスイッチングして制作することはチャレンジングでしたが、無事に終えることができクライアントからも高い評価を得ております。
「MUSIC AWARDS JAPAN」のようなビッグイベントの制作から放送まで、全て担うことが出来る我々NHKテクノロジーズは、今後もクオリティーファーストで良質なコンテンツを提供出来るよう日々成長していきます。